ロコンド/3年間の事業戦略発表/ブランド確立や事業領域拡大

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靴と衣料品のネット通販を手掛けるロコンド(本社東京都、田中祐輔社長)は2月26日、今後3年間の事業戦略を発表した。
 「ロコノミクス」と名付けた事業戦略は、(1)LOCONDOブランドの確立(2)ファッションテリトリーの拡大(3)販売チャネルの拡大(4)欠品率の抑制(5)ECのような店舗運営-の五つを柱とする。
 サイトの主要ページにおいてデザインやレイアウトの見直し、人工知能型アプリの提供、即日出荷時間の拡大などを推進する。
 商品は、スポーツ用商材を拡充し、化粧品やサプリも取り扱うことで事業領域を拡大する。また、営業企画・管理部門を新設し、顧客分析機能を強化することで欠品率などの抑制を図る。倉庫の移転、拡張も検討している。
 ロコノミクスの達成に向けて、英国を拠点とする年商500億円規模のカジュアルブランド「ALLSAINTS(オールセインツ)」と提携することも発表した。
 16年2月期の売り上げは100億円(前期比33・3%増)を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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