ユニクロ/EC商品のセブン受取開始/当初は1都3県の店舗のみで対応

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 ユニクロ(本社山口県、柳井正社長)は2月16日、顧客がECサイトで購入した商品をセブン―イレブンの店頭で受け取ることができるサービスを開始する。サービス開始当初は1都3県の店舗のみを受け取り対象とし、対応店舗を順次拡大するという。
 ユニクロの公式ECサイトで購入した商品の受取場所として、「セブン―イレブン」を選択できるようにする。
 ユニクロは、24時間営業の店舗で受け取れることにより、ユーザーの利便性が向上すると考えている。受取手数料は無料だが、購入額が5000円未満の場合、送料として486円かかる。購入額が5000円以上の場合は送料も無料となる。
 サービス開始時は東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県にある約5700店舗のみが受け取り対象となる。17年3月末までに全国の店舗で対応できるようにする計画だ。
 セブン―イレブンがグループ企業以外の取扱商品を店頭で受け取れるようにするのは初めてだという。
 両社は物流や商品開発など幅広い分野での提携協議を進めており、今回が具体策の第1弾となる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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