住友商事/マレーシアでEC本格化/20年にEC売上1000億円目指す

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 住友商事は9月29日、マレーシアで日用品のネット販売を本格的に開始した。品ぞろえを大幅に拡充し、同国全域に向け日用品の販売を促進する。同社はアジアを中心にEC事業を拡大している。20年には国内・海外を合わせたEC売上高を現在の5倍となる1000億円に引き上げたい考えだ。
 同社は4月、日用品ECサイト「SOUKAI.my(ソウカイ・ドット・マイ)」を試験的に開設していた。サイト運営は住友商事の現地子会社が行っている。今回の本格展開開始にあたっては、現地の物流事業者と提携。クアラルンプールなど首都圏だけに限られていた配送エリアを、マレーシア全域に拡大した。現地で需要の高い日本の食品や日用品の品ぞろえも拡充。商品点数を4月時点の3倍強に当たる約7000品目に増加した。

(続きは本紙10月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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