メガネスーパー 15年5-10月期/EC売上は49%増/サイトの利便性・集客力が向上

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メガネスーパーの15年5―10月期(中間期)のEC売上高は前年同期比48・6%増の1億3700万円だった。ECサイトの利便性を向上させたり、集客対策を強化したりしたことが増収につながった。
 同社のECサイトは売上高の9割以上をコンタクトレンズが占めている。14年9月にコンタクトレンズの定期販売サービスを開始し、リピート購入率が向上した。ECサイト上で訪問者にクーポンやメッセージを表示し、購入を促す「ウェブ接客サービス」も導入している。
 ネットとリアルの連携を促進するオムニチャネル施策も強化している。14年4月には、ECサイトで注文した商品を店頭で受け取れるサービスを開始。同10月にはECサイト上でリアル店舗の在庫状況を表示する機能の提供も開始した。
 リアル店舗では無料で眼鏡のメンテナンスを実施したり、目の健康状態を診断する「アイケアサービス」を強化することにより、顧客接点を増やし、会員獲得を強化している。会員にはメルマガなどでECサイトの利用を促す取り組みも行っている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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