第3回中古品EC売上高ランキング/実質伸長率は18.2%に/中古ブランドECの躍進目立つ

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 本紙がまとめた中古品EC売上高ランキング(2015年調査)によると、上位30社の売上高の合計は1150億310万円で、前回調査(14年調査)と比較可能な15社の実質伸長率は18・2%となった。調査結果をみると多くの企業が増収を達成している。中でも、中古ブランド品を扱うEC事業者の躍進が目立つ結果となった。

中古品EC売上高ランキングは、14年10月―15年9月の間に迎えた決算の実績値を対象とした。リサイクルチェーンのネット部門や、中古品EC事業者などに対して調査を実施した。
 ランキング1位は中古車の越境ECサイトを運営するビィ・フォアードだった。主にカリブ海地域での販売が好調に推移し増収をけん引したという。
 上位30社の中には3桁増収を達成する中古品EC企業もあった。中古アパレルなどを取り扱うmojax(モジャックス)の15年9月期の売上高は前期比240%増となる15億円を記録した。同社によると、「委託販売型のスキーム構築」「法人営業強化」「プロモーション強化」の3本柱が売り上げ拡大のポイントとなったとしている。

(続きは日本ネット経済新聞 12月10日・17日の合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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