日本郵便/ファミマと商品受取で提携/受取拠点は2万5000店に

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Famiポートで店頭受取の手引きを行なう

Famiポートで店頭受取の手引きを行なう

日本郵便(本社東京都、高橋亨社長)は10月5日、ファミリーマート(ファミマ)と提携し、ネット通販の商品をファミマの店頭で受け取れるサービスを開始すると発表した。サービスは11月24日に開始する。日本郵便はローソン、ミニストップに加えて、ファミマと提携することにより、ネット通販の商品受け取り拠点を約2万5000店にまで拡大する。
 日本郵便を利用しているEC事業者は、自社の商品配送に置いて、「ファミマでの店頭受け取り」を利用できるようになる。ファミマでの店頭受け取りを選択したユーザーは、サイトから送られてきた「お問い合わせ番号(または店頭受け取り番号)」と「認証番号」をファミマ店頭の端末「Famiポート」に入力し、端末から出力された「Famiポート申込券」をレジに提示すると商品を受け取ることができる。
 日本郵便はすでに、ローソン(約1万1400店)、ミニストップ(約2200店)とネット通販の商品受け取りにおいて提携している。ファミマの約1万1500店にも対応することにより、全国にある約2万5000店のコンビニが配送拠点になる。
 さらに、来年度をめどに全国2万4000カ所の郵便局でもネット通販の商品を受け取れる体制を整える。現在も利用者が郵便局に荷物を留め置きして受け取ることは可能だが、郵便局に届いたことを利用者に通知するシステムを整備し、利便性を高める。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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