【カタログから分析 通販会社調査隊】アルファー食品「おいしい出雲便り」/新聞広告訴求でシニア顧客獲得

 コメ加工食品を製造・販売するアルファー食品(本社島根県、森山信雄社長)は、通販カタログ「おいしい出雲便り」を毎月1回発行している。
 1966年に創業し、15年6月に創業50年を迎えた。事業は、食品スーパー内の惣菜コーナーへの業務用の食材提供と、百貨店、高級スーパー、通販などで販売する一般消費者向け商品が柱となっている。
 主力商品は「アルファ化米」。これは、炊いたり蒸したりしたコメを、熱風で急速に乾燥させておいしさを閉じ込めた商品。洗米やつけ置きの必要がなく、通常のコメに比べてより早く楽に炊けるのが特徴だ。東日本大震災の直後は、保存食として注文する消費者も多かったという。
 通販事業は約20年前に、一般顧客から「どこで手に入るのか」というニーズを受け、電話で個別での対応から始めた。島根県内に住む地元の住民が、お土産で購入することも多くなり、カタログ通販を始めたという。
 通販で取り扱う赤飯は、70代のシニアの顧客が多く、全国紙の新聞広告で訴求してきた。さまざまな広告を実施してきたが、新聞広告が最も効果が高かったという。商品の説明だけではなく、製造過程や素材の特徴を読み物風に仕上げている。
 自前のコールセンターは10席体制。既存顧客にはアウトバウンドの営業はせず、ダイレクトメール(DM)での訴求にとどめる。

(続きは「日本流通産業新聞」5月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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