住設訪販/ショールーム展開強化/小さな工事の取りこぼし防ぐ

 住宅設備を販売する訪販企業が、ショールームの活用を強化している。訪販は1営業所の商圏が広いため、水回りや壁紙の張り替えといった細かな修理、修繕など小さな工事を取りこぼす可能性がある。地域に根差したショールームを構えていることで細かな要望に対応でき、将来的に大規模な工事の提案にもつなげられる。集客の一環として店舗でイベントを実施したり、ショールーム展開を強みにしている企業を買収した例もある。

■商圏は半径3キロメートル

 太陽光発電のテレアポ訪販などを展開するグリーンイノベーションズホールディングス(本社東京都、都築博志社長)の子会社GIエステート(本社神奈川県)は4月、東京・世田谷にリフォームと雑貨販売のショールーム「スマイエスト工務店」を開設した。「スマイエスト工務店」は都内2カ所で展開しており、別屋号の店舗を含めると5店舗目となる。
 店舗では定期的にイベントを実施している。5月19日の「母の日」に合わせたイベントには、都内の2店舗合計で140人が来店した。平日の来店者は5~15人ほどしかいないため、イベントを開催することで普段は接点のない顧客の来店につながっているという。集客には新聞折り込み広告を毎月10万部配布している。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月15日号で)

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