【≪新社長に聞く≫エコ&エコ 鈴木敦社長】「コスト」「原価」「工程」管理を見つめなおす

鈴木敦社長

 ナックグループで太陽光発電や住宅リフォームの販売と施工を手掛けるエコ&エコ(本社東京都)は6月、ナックの上席執行役員建築コンサルティング事業部部長の鈴木敦氏が、社長に就任する人事を行った。鈴木新社長に現在の状況などについて聞いた。

 ーーー鈴木社長の略歴から聞きたい。

 12年にナックに入社して以来、太陽光や建築資材の販売を手掛けるビジネスプロダクト事業部の部長などを歴任し、14年には工務店の経営サポートなどを行うナックの建築コンサルティング事業部の部長に就任した。エコ&エコの社長には今年6月30日に就任した。創業者である安永正弘前社長は、ナックの建築コンサルティング事業部に転籍した。
 ナックによる子会社化から約2年が経過し、課題も整理できた。今後は、「コスト管理」「原価管理」「工程管理」を見つめなおしていく。〝太陽光バブル〟が終わったこともあり、これまでとは状況も変わってきている。営業戦略を変え始めている。例えば、人手がとられる大型の案件からは手を引いていく考えもある。新たな展開に向けてエコ&エコの舵を切っていく上で、ナックの人間が社長に就任した形だ。

 ーーーナックグループにおける御社の立ち位置は。

 エコ&エコは15年8月にナックの傘下に入った。現在の社員数は約30人。ナックからは3人がエコ&エコの取締役に入っている。今年8月にはエコ&エコの本社を移転した。エコ&エコが入居していたビルには、当社と入れ替わりでナックグループのベルエアー(本社東京都、松代光社長)が入った。
 ナックグループでは、住宅ビジネスとして、分譲・注文住宅の販売や工務店支援、建築資材の販売などを手掛けている。エコ&エコは、省エネ商材販売と工事を行っている。ナックがエコ&エコを子会社化した目的には、ナックの建築コンサルティング事業部を強化することがあった。エコ&エコが手掛けてきた、訪問販売や工事受託、卸のノウハウや、エコ&エコが持つ、取引工務店とのネットワークなどをグループに取り込みたかったということだ。

 ーーーグループ間のシナジーは生まれているか。
 送客の部分でシナジーは生まれてきている。ナックの住宅ビジネスの顧客による売り上げ占有率がエコ&エコにおいて高まってきているのだ。ナックの宅配水事業「クリクラ」の顧客への、エコ&エコによる営業などはまだやっていない。
 
(続きは、「日本流通産業新聞」9月14日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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