【ニュースキンジャパン 小林和則 社長】トレーニング強化に注力

小林和則 社長

 美容液と乳液をユーザーの肌質や好みに応じてカスタマイズできる新発想のフェイスケア・システム「genLOC Me(ジェンロック・ミー)を6月に正式発売したニュースキンジャパン(本社東京都、小林和則社長)。発売に先立って2カ月間実施した予約販売は予測した通り順調に推移したという。そこで昨年10月、社長に就任した小林氏に新製品の販売状況や今年の重点策について聞いた。



■ジェンロック・ミーをうまく活用

ーー2015年12月期の売上高について。

 「為替レートの問題もあってまだ確定した数字ではないが、前期比4%減というところだろう(売上高は本紙推定で約330億円)。化粧品、栄養補助食品の内訳は半々だ。第1四半期が前年同期比で10%減と不調だったことを考えると、挽回できた結果だと思う。私が社長に就任してからの第4四半期と今期の第1四半期は数字を落としていない」


ーー第4四半期以降、業績が回復基調になった背景には、新しいスキンケアシステムのgenLOC Me(ジェンロック・ミー)に対する期待感があるのか。

 「genLOCmeが売れる、売れないにかかわらず、うまく活用できていると思う。スターターキットが卸売価格で6万4800円する製品。知人に勧めたときに二つ返事で購入してくれるものではない。ただ、購入してくれなかったとしても、製品の新しいコンセプト、機能、デザインは評価してもらえる。それがニュースキンへの評価につながり、他の製品に興味を持ってもらえる動機付けになるという効果は間違いなくある」


ーー今年6月に正式発売する前から予約を受け付けてきた。予約状況についてどう評価しているか。

 「すでにリーダーのみを対象に、昨年10月から12月にかけて販売した。今回予約した方は、新たにビジネスを始めたい人と愛用者レベルの人。受付は4・5月の2カ月間で結果は事前の想定通り。前述したように他の製品への波及効果も含めて大いに役立っている。今後、5年、10年かけてマーケットに根付かせてクリティカルマスをとる。エイジングケア市場の20%を占めることができれば、ジェンロック・ミーは間違いなく高い認知度になっているはずだ。普及率を上げるためにも数年おきにバージョンアップする必要があると思う。従来のNBでは、発売時に一大キャンペーンを実施して多くの注文をもらうが、その後だんだんと尻すぼみになっていくというパターンが多かった。そうではなく、例えばカプセル式コーヒーメーカーは、認知されるまでに多少の時間はかかったが、ある時点から急速に普及率が上昇していった。これを手本にしたいと思う」


ーーリーダーに販売してから半年以上経過した。課題としてみえてきたことは?

 「やはり機械なので、品質に多少のばらつきが出てしまう。先日も米国本社の技術者に来てもらい、改善点を議論した。それよりもマイカートリッジのあり方も含めて満足度のほうが高い」


(続きは、「日本流通産業新聞」6月30日号で)

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