【モリンダジャパン黄木信社長】新プログラムスタート/ビジネスの空白地帯を埋めていく

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 モリンダジャパン(本社東京都、黄木信社長)は3月に「2016ジャパン ビジネスサミット」を開催し、特定の地域での業績に応じてボーナスが発生する新プログラムを4月1日からスタートするなどの施策を発表した。そこで黄木社長に15年度業績や16年の営業方針について聞いた。

――15年12月期業績について。
 業績の数字は非公表だが増収だった。昨年度は「スキャナー」を利用した活動が浸透したことや、見込み客に「スキャナー」を利用していただいた後にどのように登録に結び付けていくかという仕組みが充実してきた1年だった。若い人へのアプローチを多くの会員が心がけるようになったことも組織拡大の要因になった。
 20~40代の会員が増えている。若い人たちのグループによる拡大ということもあるが、同時に、親子でビジネスを手掛ける会員が増えてきたことも一因にある。当社ではオンラインサイトなどITを駆使した新規顧客へのアプローチといった戦略を進めており、若い人が取り組みやすい環境が整ってきたことも背景にあるだろう。
 このビジネスは世代、男女、系列を超えて協力することで成り立っていくはず。これをどんどん進めていけば必ず良い方向へ進むと思う。
ーー会員に浸透し始めているという「トゥルーエイジコアオペレーティングシステム」とは何か。
 組織を拡大することが収入に直結するし、そのためには新規会員を増やすことが必要だ。これはNB業界共通の課題でもあるだろう。前述したシステムは新規顧客をつくるための仕組みになる。
 まず、スキャナーを使ったAGE測定会を開催し、健康に関心の高い人脈を発掘・構築する。その際、「タヒチ・ドリーム・バケーション」というキャンペーン応募の希望をうかがって、承諾を得た後に住所やメールアドレスなどを入手する。この方たちを見込み客としてシステムへ入力すると、システムが自動的にコンタクトメールを送信する仕組みだ。コンタクトしながら関心を持っていただいた人にモリンダ製品、5日間集中シリーズを紹介していく。
 「5日間集中シリーズ」はモリンダ製品を初めて購入する人に気軽に体験してもらうためのプログラム。4月には「プロテインプラス」「ユースリペアジェル」を発売、7月にはマキシドイドの投入も予定している。
ーーオンラインストアでノンコア製品の販売を拡大することを掲げている。
 毎日気軽に使えるホームケア製品、例えば洗剤や石けんだ。これに加えてジュエリー製品の投入も予定している。

(続きは「日本流通産業新聞」4月28日・5月5日合併号で)

「5日間集中シリーズ」の商品

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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