【第15回 水関連商品】 新たな販路拡大で高額機器のニーズも

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浄水器や活水器、整水器、水素水生成器を通販、訪販、ネットワークビジネス企業など無店舗販売に供給するメーカーと販売会社への取材を通じて、水関連市場の最新トレンドを紹介する。市場の拡大が著しい水素関連製品メーカーや水宅配市場についても取り上げた。

 無店舗販売の水関連市場は「水素」がトレンドになっている。アルカリイオン整水器のメーカーも、水素市場へ相次いで参入し、健康・美容をテーマにした展示会などでは、水素関連製品の出展が目立ってきた。水や水素に対する研究も進んでおり、エビデンスの取得に積極的に取り組むメーカーや販売会社も増えている。
 電解水素水整水器を販売する日本トリムの15年3月連結売上高は、前期比2・4%減の128億3400万円。5期連続増収から一転して、減収となった。期中に営業トークを改善したことにより販売台数が伸び悩んだとしている。
 今期は、テレビCMなどを活用した広報活動を強化。また、東北大学で電解水素水の糖尿病への効果検証を目的としたヒト試験の実施も予定しているという。
 14年3月に水素水生成器「トレビ水素プラス」を投入したフジ医療器(本社大阪府、木原定男社長)は、昨年の7~8月は欠品が続くなど、売り上げが好調だった。
 高付加価値の浄水器や活水器、整水器を販売する訪販企業も営業を強化している。
■掲載企業
・日本トリム
・日本アクティブ
・ゼンケン
・エコプライム
・フジ医療器
・ベーシック
・NAGA
・浄水器協会
・スターライズ
など

(続きは本紙 4月30日・5月7日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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