【2014年 訪販業界重大ニュース】〈水素関連商品市場が活況〉/訪販・NB業界を中心に

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
大井盛夫社長

大井盛夫社長

 訪販、ネットワークビジネス業界で水素関連商品が活況だ。エイジングケア市場の拡大に比例するように、水素が健康に寄与するという期待感、認知の高まりを受けて盛り上がりを見せている。
 水素に関する科学的な研究に力を注ぐ日本トリムでは、水素関連機器の売れ行きが好調だ。14年3月期業績における連結売上高は、前期比23,0%増の131億4400万円で、過去最高を記録した。フジ医療器でも、3月に水素の要素を前面に押し出した電解水素水生成器を投入し、水機器の拡販を急ぐ。
 ナチュラリープラスが販売する水素水「イズミオ」は2007年に発売して以来、販売が好調で売り上げをけん引。14年8月期は2期連続の増収を達成した。
 水素の美容的な側面からアプローチするバイオクイーンは、会員が運営するサロン「YOSAパーク」に、水素発生装置を導入。体験を通じて水素を知ってもらい、水素関連製品の販売につなげる。
 水素に関する研究が進めば、口頭での説明を得意とする訪販・NB業界にとってさらに有望な商品に成長しそうだ。

■掲載内容
中堅NBが業績好調
太陽光訪販、縮小や撤退相次ぐ
訪販大手の買収相次ぐ
ニューウェイズ、「モデーア」導入
水宅配大手の苦戦が鮮明
高陽社に指示処分
目立ったNBの社長交代
NB大手決算、好調に
エイボン、新規の連鎖販売開始

(続きは日本流通産業新聞 12月11日号で)

「ナチュプロ」のブランド名で展開している

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ