ナック/中国で宅配水発売/新たなブランドで展開

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ナックは16年3月期の下期中に、中国で宅配水を発売する。国内で展開している「クリクラ」とは別に、新たなブランドを立ち上げる。日本国内で採水した天然水を販売する計画だ。中国の市場を開拓することで、宅配水事業のさらなる成長を目指す。
 中国で手掛ける宅配水事業のビジネスモデルは使い捨て容器を使った「ワンウェイ方式」。内容量は1本当たり12リットルで、販売価格は日本円で2000~3000円に設定する見通し。
 16年3期は試験販売期間と位置付け、17年3月期から本格的に販売する。海外事業は寺岡豊彦代表取締役会長が管掌する。
 国内では02年から「クリクラ」のブランド名で宅配水事業を展開してきた。顧客数は約50万件で業界最大手。15年3月期における宅配水事業の売上高は約130億円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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