ディノス・セシール15年3月期/4億円強の営業損失/セシール事業の売上不振で

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ディノス・セシール(本社東京都、石川順一社長)の15年3月期決算は、営業損失が4億2900万円(14年3月期は16億2400万円の黒字)だった。セシール事業において、売り上げ不振や為替によるコストの上昇が影響した。
 売上高は前期比3・8%減の1173億7900万円だった。消費増税後、セシール事業の売り上げが苦戦。主力商品のアパレルやインナーの売り上げが落ち込んだ。ディノス事業はテレビ通販の売上高が同2桁増だったほか、カタログ「ダーマ」が順調に推移したという。
 経常損失は3億3400万円(同17億6700万円の黒字)。香川県内の建物などを減損損失として特別損失に計上したため、純損失は53億5500万円(同12億4000万円の黒字)だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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