千趣会とニッセンホールディングス/1―3月期は損失/増税反動、原価上昇などで

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千趣会とニッセンホールディングス(HD)の15年1―3月期(第1四半期)連結業績は、ともに純損失を計上した。千趣会は消費増税による反動で売上高が減少。ニッセンHDは稼働顧客数の減少とカタログ部数の絞り込みで減収だった。両社とも売り上げ減少とともに原価率の上昇で損失となった。
 千趣会の第1四半期売上高は前年同期比16・5%減の310億8600万円。消費増税後の反動減が影響した。通販事業では、昨年2月に実施したクロスメディアプロモーションを中止したことも減収要因となった。
 売上高の減少に加え、円安による商品原価の増加で仕入原価率が上昇。営業損失は18億1700万円、経常損失は17億1900万円だった。
 ニッセンHDの第1四半期は、売上高が前年同期比25・1%減となる374億2200万円。稼働顧客数の減少とカタログ発行部数の絞り込みが影響した。

(続きは本紙4月30日・5月7日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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