【第11回 健康食品訪販売上高ランキング】 97社合計売上高3616億6700万円に/実質伸長率はマイナス0・1%

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本紙はこのほど、訪販実施企業を対象に、2014年における健康食品の売上高調査を実施した。アンケートの回答や本紙推計などをもとに97社をランキング形式で掲載。売上高合計は3616億6700万円で、前回調査と比較可能な93社の実質成長率はマイナス0・1%となった。昨年3月に実施した前回調査時から1・0ポイントのマイナスとなり、回復基調だった市場は再びマイナス成長に転じた。

 前回調査では、訪販の健康食品市場の規模は5年ぶりに実質成長率がプラスに転じた。しかし、1年で再びマイナス成長に舞い戻る格好となった。
 近年の訪販健康食品市場の成長率推移をみると(上図参照)、ここ4年間は横ばいを辿っている。ランキングの上位は17位まで、前年と同順位となっており、各企業の売上高の増減率を見ても、大きな変動のない企業が多かった。市場に漂う停滞感がぬぐえない印象がある。
 ただ、14年4月に消費増税が実施されたという背景も考慮すると、市場は最小限のマイナスで持ちこたえたという見方もできる。
 本紙が行った景況感調査では、市場の上向きを実感している企業も3割程度あった。

(続きは本紙3月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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