第11回 健康食品通販売上高ランキング】 実質成長率、3.2%減/マイナス成長続く/80社合計売上は5301億円に

本紙はこのほど、通販実施企業を対象に2014年の健康食品売上高調査を実施した。上位80社の合計売上高は5301億6100万円。前年実績と比較可能(推定除く)な15社で算出した実質成長率はマイナス3・2%となり、昨年同様、マイナス成長となった。14年の市場感については「上向いた」と回答した企業よりも、「厳しかった」と回答する企業が圧倒的に多かった。一方、15年の市場感は「機能性表示食品制度」の開始を受け、「上向く」と回答した企業が多かった。

サントリーが連続1位

 売上高1位は7年連続でサントリーウエルネスだった。本紙推定売り上げは670億円となった。
 同社の14年12月期の全社売上高は、前期比10%増の731億円と拡大しており、主力部門である健康食品の売上高も増加したとみられる。主力商品である「セサミン」や「グルコサミン&コンドロイチン」の販売が引き続き堅調だった。
 14年9月には、「運動能力低下」や「ミトコンドリア機能不全」に対して「セサミン」が抑制効果を持つことが確認されたとオーストリアの「欧州糖尿病学会」で発表した。自社で保有する機関で商品研究を進めながら、広告宣伝ノウハウを生かし、販売促進につなげている。
 2位のディーエイチシー(DHC)の売上高は同7・4%減となった。ダイエット系商品を強化したものの、前年実績を下回った。
 3位のファンケルの売上高も同4・0%減となった。国内向けでは、「ルテイン&ブルーベリー」の販売が好調だったものの、その他の商品が振るわなかったという。サプリメントのみの売上高は同4・6%減の253億8600万円だった。

(続きは本紙3月26日号で)

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