トランスコスモス/日本直販を吸収合併/通販支援にノウハウ活用

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

トランスコスモスは3月18日、100%子会社の日本直販を5月1日付で吸収合併すると発表した。日本直販が持つ通販のノウハウを通販支援事業に活用するのが狙い。管理部門などの合理化も図る。日本直販は同日付で消滅、通販事業はトランスコスモスが引き継ぐ。
 合併後も「日本直販」のブランドは継続する。日本直販の従業員は原則、トランスコスモスが継続雇用するという。トランスコスモスが自社で通販を手掛けるのは初めて。
 トランスコスモスはコールセンター事業のほか、広告運用代行や海外向けネット通販支援などを手掛けている。日本直販と合併することで、「日本直販が持つ通販のノウハウをこれまで以上に(通販支援事業に)活用できるようになる」(トランスコスモス・広報宣伝部)と期待を寄せている。日本直販の13年12月期の売上高は59億9600万円、当期純利益は1億1900万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ