日本アムウェイ 14年12月期/売上高は横ばいに/ハウスウェア製品は前期を上回る

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 日本アムウェイ(本社東京都、マーク・バイダーウィーデン社長)の14年12月期決算における売上高は、前の期と比べて0・2%減の967億9400万円とほぼ横ばいだった。
 ディストリビューター数は前期より約2万5000組少ない約68万組。アムウェイ・ショッピング・メンバー数は約1万2000組減の約8万組だった。
 栄養補給食品「ニュートリライト」はブランド80周年を迎えたことを機に、記念セミナーやイベントの開催、フェイスブック「ニュートリライト・ジャパン」を開設するなどした。子ども向けサプリメントの発売を機に、NHKエデュケーショナルの遊育(あそいく)体験イベントを取り入れた「ニュートリライトファミリーパーク」を開催した。これらの結果、栄養補給食品の売上高は前期比0・6%減の417億2500万円になった。
 化粧品「アーティストリー」は、若年層が抱える「乾燥」「ざらつき」をサポートする保湿ケアラインを今年1月発売の前に、一部会員に先行発売した。売上高は前の期比0・3%減の264億2000万円だった。
 空気清浄機や浄水器のハウスウェア製品は、グループ別で唯一前期を上回った。
 売上高は1・7%増の225億9700万円。洗剤などのホームケア製品は31億8100万円、ビジネスサポートツールなどのその他が28億7000万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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