ティーライフ/物流施設を12億円で取得/グループの物流拠点統合、効率化図る

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ティーライフは1月16日、建設資材の加工・販売などを行うヨシコン(本社静岡県、吉田立志社長)から物流施設を取得することについて、基本合意に達したと発表した。静岡県袋井市の物流施設を約12億円で取得し、15年3月末に譲り受ける予定。グループ全体の物流拠点を統合し、物流業務の効率化を図っていく。
 取得資産の敷地面積は3万8578平方メートル。建物は倉庫3棟(延べ床面積3万3715平方メートル)と、他に2棟(同299平方メートル)がある。取得契約を3月上旬に締結し、3月末に物件の引き渡しを受ける予定。4月以降に倉庫内の設備を改修し、8月以降の稼働を予定しているという。
 ティーライフなどグループ4社は現在、それぞれ異なる物流施設を活用している。倉庫稼働後に順次、物流拠点を移し、将来的にはグループ全社の物流拠点を統合する計画だ。
 「物流センターが自前になれば、賃料の節約になるのはもちろん、通販事業には、物流拠点の統合によるプラスの効果も生まれる」(管理部総務課・笹原正紀氏)と話す。グループ企業の取り扱い商材が集約されることにより、通販の品ぞろえの拡充が容易になり、配送期間も短縮できるとみている。

(続きは本紙1月22日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ