オルビス/町田社長が死去/阿部副社長が社長に就任

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町田恒雄社長

町田恒雄社長

 ポーラ・オルビスホールディングス(HD)の取締役でオルビス代表取締役社長の町田恒雄氏が12月23日、肺がんのため死去した。61歳だった。町田氏の死去に伴い、オルビスの阿部嘉文副社長が12月24日付で代表権のある社長に就任した。
 通夜ならびに葬儀は近親者にて執り行う。後日「お別れの会」を執り行う予定。
 町田氏は1978年(昭和53年)年3月、早稲田大学教育学部卒後、ポーラ化粧品本舗(現ポーラ)に入社。05年4月に執行役員、09年1月には取締役に就任した。12年1月にオルビスの代表取締役社長に就任、同3月からポーラ・オルビスHDの取締役も兼務していた。12年6月から公益社団法人日本通信販売協会の副会長も務めていた。
 ポーラ・オルビスHDは12月12日、15年1月1日付でオルビスの阿部副社長が社長に昇格し、町田氏はオルビスの常勤顧問に就任するとともに、ポーラ・オルビスHDの取締役を継続すると発表していた。
 町田氏はオルビスの社長就任以来、ブランド再構築に着手。スキンケアシリーズ「オルビスユー」の発売ほか、人材の育成に力を入れてきた。ブランド再構築と後任の育成に一定のめどが付いたのを機に、社長を交代するとしていた。
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 阿部 嘉文(あべ・よしふみ)氏 1980年(昭和55年)ポーラ化粧品本舗(現ポーラ)入社。07年経営企画室長、08年総合企画室長、12年オルビス常務、14年オルビス副社長。秋田県出身。58歳。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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