セコム/ベネッセ子会社を買収/コールセンター事業強化

 セコムは9月1日、ベネッセグループのコールセンター会社、TMJ(本社東京都、丸山英毅社長、(電)03―6758―2000)を完全子会社化すると発表した。TMJを傘下に置くことで、コールセンターを軸にしたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を強化する。
 TMJは92年にベネッセグループのインハウス型コールセンターとして事業を開始。現在まで、通販、金融などに向けてアウトソーシング業務を提供している。株式の60%をベネッセホールディングス、40%を丸紅が保有。10月2日に全株式をセコムが取得する。
 セコムは、セキュリティー事業を中心に、食品通販やECなど幅広く事業を展開。ビジネスサポート業務を強化する方針を掲げており、「BPO事業を推進する上で、TMJの持つノウハウは大きな武器となる」(セコム・コーポレート広報部)としている。
 TMJは「進研ゼミ」のコールセンターとして事業をスタートしたが、近年は「売り上げの7割以上が外販になっている」(ベネッセホールディングス・広報IR部)と言う。ベネッセは、事業の集中と選択を進めており、M&Aの積極的な活用を重点戦略としている。その一環としてTMJの株式譲渡を決めた。
 ベネッセコーポレーションの「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」など通信教育関連の業務は、今後もTMJが継続して請け負うとしている。

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