富士山の銘水/19年に東証一部上場を計画/新製品発表会で明らかに

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上場の計画を発表する粟井社長

上場の計画を発表する粟井社長

 「フレシャス」ブランドで水宅配事業を展開している富士山の銘水(本社山梨県、粟井英朗社長)は8月1日、新商品発表会の場で、19年2~3月をめどに東証一部に上場する計画を発表した。
 同社の17年3月期の売上高は110億円、純利益は12億円だった。同社の18年3月期は、売上高170億円、純利益は15億円の見通し。「水宅配業界の、売上高が100億円を超える大手5社の中で、純利益が1億円を超えているのは当社だけだ」(粟井社長)と言う。
 同社が目指すのは、19年2~3月の東証一部上場だ。主幹事は野村証券が務める。
 同社はウォーターサーバーを独自に開発、レンタルと販売を行っている。16年9月期末の累計サーバー台数は27万台。サーバー自体を無料で貸し出し、水の定期購入を収益源とする同業他社とは違い、サーバーの性能・品質での差別化を志向している。

(次は、「日本流通産業新聞」8月3日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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