ナガセビューティケァ/商品開発の機能を統合/生産から販売までを一気通貫で

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 ナガセビューティケァ(本社東京都、吉野公啓社長)はこのほど、これまで商品調達部門を担ってきた、親会社である長瀬産業の「ビューティケァ製品事業部」を吸収統合した。製販一体の展開が可能となった。リソースの集中と効率化のための施策だという。
 17年3月までは、化粧品や健康食品の販売会社であるナガセビューティケァと、長瀬産業のビューティーケァ製品事業部が、共同で事業を行っていた。17年4月1日付で、それまで長瀬産業が行ってきた商品調達や素材研究の分野をナガセビューティケァに一体化させることにした。
 製販一体となったことで、販売側の意見が開発部門や経営陣に届きやすくなり、社内の風通しがよくなったとしている。
 以前から製販両事業を統合しようという声はあったという。2010年以降、年々緩やかに売り上げが減少していく中で、一石を投ずべく事業の統合に踏み切ったとしている。
(続きは、「日本流通産業新聞」7月13日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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