健康機器を商材にJAルートの同行販売などを行うフジ医療器(本社大阪府、中西広幸社長)は6月27日、都内・田町の東京ショールームで製品発表会を開催した。大型のマッサージチェアの商品説明が行われた。説明会であいさつに立った中西社長は「ハイエンド帯のマッサージチェアの販売はまだ伸びしろがある」と期待感を明らかにした。
発表会の冒頭、あいさつした中西社長は「当社はアサヒホールディングス傘下に入り第二創業期を迎えたと考えている」と話し、同社の行動指針やビジョンなどについて説明した。
「社員の行動指針を『革新と挑戦』としている。ビジョンは『信頼性の高いグローバルブランド』、理念は『健康社会への貢献』だ。これらを意識し革新的な商品を世に出し、一般家庭の普及率が15%程度だと言われているマッサージチェアだが、さらに広く普及していきたい」と意欲を語った。
高価格帯のマッサージチェアの伸びしろについても言及した。「自社の調査を基に家電量販店市場における価格帯別販売台数比率を予測すると、30万円以上のハイエンド帯のマッサージチェアの比率は40%くらいある。まだまだ伸びしろもあると考えている」などと話した。
(続きは、「日本流通産業新聞」7月6日号で)
フジ医療器/新フラッグシップモデル発売/中西社長「ハイエンド市場の伸びしろある」
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