JIMOS/新規事業の創造へ/スタートアップのアイデア募る

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 化粧品通販のJIMOS(本社東京都、寺岡豊彦会長兼社長)は6月12日から、スタートアップ企業と新規事業を共創するプログラム「JIMOSアクセラレーター2017」を開始する。JIMOSの持つ350万人の顧客基盤と通販のノウハウを生かした新規事業のアイデアやサービスを持つスタートアップ企業を募集する。
 JIMOSは来年で創業20年を迎える。通販事業や通販支援事業だけでなく、今後は美容、健康、コミュニティー、医療、家族、IoT・ビッグデータ、教育、生活の八つの事業領域をターゲットにした新規事業の創出を計画。既存顧客にサービス展開しながら社会全体の課題解決につなげていきたいと考えている。
 スタートアップ企業のエントリーは6月12日〜23日までの間、スタートアップと事業会社をつなぐプラットフォームを運営するCreww(クルー、本社東京都)のホームページ上で受け付ける。
 クルーは12年8月の設立以降、300件以上の協業を支援してきた。その中には通販大手の事例も少なくないという。他社や教育機関、自治体などの外部組織とアイデアやサービスを組み合わせて、新規事業や新商品開発などを手掛ける「オープンイノベーション」が通販業界でも注目を集めると予測している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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