EH/深江会長が死去

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 EH(本社大阪府、深江夏樹社長兼COO)の創業者で会長の深江今朝夫氏が6月3日、死去した。73歳だった。EHによると「かねてより病気療養中だった」という。
 通夜は6月7日、合同葬は6月8日に本願寺津村別院(北御堂)で執り行われる。
 EHは1964年に大阪・堺市で創業。69年に法人化した。1〜2年間で移動する店舗で販売員が商品を見て、触れて、体験することができることをコンセプトにした「デモインフォマーシャル」という独自の販売スタイルを構築した。84年には、三井物産と提携してベストセラー商品「健康いちばん」の製造販売を開始するなど、大手企業との共同開発商品、独自製品の販売に力を注いできた。
 製菓メーカーや酒造会社などを買収し、海外にも積極的に展開することで、16社で構成する企業グループに育てあげた。今年5月15日に創業53周年を迎えたばかりだった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ