アクアクララとナック/合弁会社「ACC」設立/両社の事業のコストダウンを図る

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 水宅配大手のアクアクララ(本社東京都、赤津裕次郎社長)とナックの2社は5月29日、合弁会社「ACC(エーシーシー)」を設立すると発表した。水宅配における共同購買や、製造工場の保守管理が目的。両社の事業のコストダウンを図る。将来的には、他の水宅配企業がACCを活用できるようにする構想もあるとしており、水宅配業界全体における物流や購買のコストダウンに取り組むとしている。
 設立するのは「株式会社ACC」。6月中旬の設立を予定している。資本金は1000万円で、アクアクララとナックの出資比率は1対1。ACCの代表取締役会長にはナックの寺岡豊彦会長が、ACCの代表取締役社長にはアクアクララの赤津社長がそれぞれ就任する。
 そのほかの役員構成としては、取締役副社長に、ナックの小磯雄一郎取締役が就任する。そのほか、ACCの取締役にナックから1人、アクアクララから2人が就任する。監査役は、各社から1人ずつ出すという。そのほかの社員構成としては「両社から4人ずつ出す。出向という形になると思う」(ナック・広報IR)としている。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月1日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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