ＢＥＥＮＯＳ／佐藤社長が取締役に／転送コム社長が兼任

　ＢＥＥＮＯＳ（旧ネットプライスドットコム）は１１月２７日、佐藤輝英代表取締役社長兼グループＣＥＯが任期満了に伴い取締役に退くと発表した。１２月１１日に開催する取締役会で正式決定する。代表権のある社長には、子会社で日本の通販商品の海外発送代行を手掛ける転送コムの直井聖太社長が就任する。転送コムの社長も兼任する予定だ。
　新任の直井氏は、転送コムの属するクロスボーダー部門の成長と収益化に貢献してきた。ＢＥＥＮＯＳはクロスボーダーＥＣを軸におき、グループの国内外における連携強化を進めている。
　佐藤氏はＢＥＥＮＯＳの創業メンバーで、００年に持株会社制になる前のネットプライス（現在はＢＥＥＮＯＳの通販子会社）の社長に就任。グループ各社の育成と海外新興市場での投資育成事業を推進してきた。今後も経営に携わっていくとしている。
　直井聖太（なおい・しょうた）
　０５年４月にベンチャーリンク入社、０８年９月にネットプライスドットコム入社、０９年１０月に転送コムの執行役員に就任、１２年５月に代表取締役社長に就任（現任）、同年１０月にＴＥＮＳＯ　ＵＫ　ＬＴＤのＤｉｒｅｃｔｏｒに就任（現任）、１３年１２月に現ＢＥＥＮＯＳの取締役に就任。８０年生まれ、愛知県出身。