《無店舗販売実施企業健康食品売上高調査》上位50社合計売上高7426億円/前回調査から200億円増に

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 本紙はこのほど「第13回無店舗販売実施企業健康食品売上高調査」を実施、集計をランキングとしてまとめた。サントリーウエルネスは9年連続で1位となった。上位50社の合計売上高は7400億8800万円で、前回調査(16年3月実施)の上位50社合計を199億9000万円上回った。

 通販の健康食品市場規模は、前回調査比1.6%成長でプラス成長となった。一方、訪販は3.9%のマイナス成長となった。
 総合ランキング1位は、サントリーウエルネスだった。同社の16年12月期における健康食品通販売上高は本紙推定で750億円と王者の風格を見せた。主力製品「セサミン」が引き続き好調で、売り上げ増を引っ張っているようだ。
 フォーデイズ、ファンケル、ポーラ、世田谷自然食品、日本シャクリー、カゴメ、健康の杜、ティーライフが増収となった。
 フォーデイズは、主力の核酸ドリンクが健闘したほか、新たなヒット商品が生まれてきているという。14年10月に発売した「アミノアクティーBCAA&グルタミン」は、アミノ酸、グルタミン配合のサプリメント。16年3月期は31億9700万円を売り上げるなどヒット商品になっている。
 ポーラは、美白をサポートする健康食品の人気が継続しており、増収となった。
(続きは、「日本流通産業新聞」3月30日号で)

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