大正製薬/ドクタープログラムを買収/通販事業のスキンケア領域拡大へ

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 大手製薬メーカーの大正製薬は12月26日、キョーリン製薬ホールディングスの連結子会社で化粧品通販を展開するドクタープログラム(本社東京都、柴宏茂社長)の株式100%を取得し完全子会社化すると発表した。大正製薬では、「当社の通販事業の強化が図れるとともに、スキンケア領域を効率的に拡充することが可能になる」(コーポレートコミュニケーション部)としている。
 ドクタープログラムの株式の取得価額は「非公表」としている。株式譲渡実行日は17年4月1日を予定している。
 大正製薬によると、「当社も通販事業を展開しており、化粧品も一部取り扱っているが、あくまで健康食品が主力だ。中堅化粧品通販のドクタープログラムを子会社化することによって、顧客層の拡大を図ることができる。当社の通販事業の拡充の一端となり得る」(同)としている。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月1日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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