クルーズ16年4―9月期/流通総額39%増/将来的に年間流通1000億円狙う

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事業計画を発表する小渕宏二社長

事業計画を発表する小渕宏二社長

 ファッションECモールを運営するクルーズの16年4―9月期(中間期)における、モールの流通総額は前年同期比39.0%増の92億5100万円だった。テレビCMなどのプロモーションを継続。有力ブランドの誘致なども増収に寄与した。50億円を新規事業開発やM&Aに投資し、将来的に流通総額1000億円を目指す計画を明らかにした。
 4月と7月にテレビCMを放映するなど、大規模プロモーションを継続。スマホアプリのダウンロード(DL)数が伸び、8月に300万DLを突破した。「GUESS(ゲス)」や「EDWIN(エドウィン)」など有力ブランドが出店。利用者数は増加し、9月末時点の購入者数は130万人に達した。
 首都圏の顧客を対象に当日配送も開始。チャット接客やLINEアカウントでのCRM施策なども実施しており、利便性向上も図っている。プロモーションや品ぞろえ、利便性の拡充が流通総額の拡大に寄与したという。

(続きは、「日本流通産業新聞」11月17日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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