ニッセンホールディングス(ニッセンHD、本社京都府、脇田珠樹社長)が10月31日に発表した、15年12月21日―16年9月20日(第3四半期)における連結業績によると、第3四半期末時点で19億6700万円の債務超過となった。純損失は67億4400万円(前年同期は100億3800万円の損失)となっている。通販事業の抜本的な見直しによる売上高の減少で、純損失の計上が続いている。
第3四半期末時点の総資産は696億3900万円で、前期末比133億7000万円の減少。主に受取手形および売掛金が減少した。負債は同55億2600万円減少の716億700万円だった。これは支払手形および買掛金、未払金が減少した。
純資産は同78億4300万円の減少で、19億6700万円の債務超過となった。主に利益剰余金の減少や繰延ヘッジ損失が増加したためだ。
(続きは、「日本流通産業新聞」11月3日号で)
ニッセンHD15年12―16年9月期/20億円の債務超過に/純損失は67億4400万円
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