アッチェ/「水素」原料の応用を発表/10周年記念コンベンションに500人が参集

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新施策を発表する南部景樹社長

新施策を発表する南部景樹社長

 アッチェ(本社東京都、南部景樹社長)は創業10周年を機に、水素サプリメントの原料の研究・開発を推進し、農業分野に進出する。
 17年に発売を予定するヘアケア製品については、会員の声を製品開発に生かす取り組みも始めた。「会員と共に」という企業姿勢のもと、新たな施策を通じて会員の活動を支援する。10月10日に都内で開催した「アッチェ スパークルコンベンション2016」で南部景樹社長が明らかにした。コンベンションには、全国から500人が参加した。
 農業分野への進出は、原料となる「水素担持サンゴカルシウム」を肥料として加工し、農産物への応用に取り組む。農業を営む会員が畑に撒いたところ、作物の成育に好影響があったという。まずは17年1月までに肥料の認可を取得し、会員向けに、NBの一商品として扱わず販売代理店としての事業展開をする方針だ。
 ヘアケア製品「アッチェ オーガニック シャンプー H」と「アッチェ オーガニック トリートメント H ディープモイスト」のサンプルをコンベンションに来場した会員に配布。リクルートキャンペーンでもヘアケア製品をプレゼントし、会員の声を集めて17年以降の正式発売を目指す。
 南部恵治会長は「10年前は酸素が良いと言われた時で、ゼロからのスタートだった。この10年で至るところに水素関連製品が溢れるまでになった。17年も新製品の投入を予定しており今後のアッチェに期待してほしい」と話した。


(続きは、「日本流通産業新聞」10月27日号で)

全国から500人が参加した「10周年記念コンベンション」会場

全国から500人が参加した「10周年記念コンベンション」会場

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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