警視庁/特商法違反で5人逮捕/別法人名乗り営業

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 警視庁は10月18日、寝具用品の訪販事業を営んでいた5人を逮捕した。5人はそれぞれ別の屋号を名乗りながら共同で勧誘行為を行っており、不実告知と書面不備の疑いがあるという。
 逮捕されたのは、業務全般を統括していた会社役員の半澤裕逸容疑者と、「総合サービスセンター」などの屋号を掲げ訪販を行っていた4人。
 5人は宮城・埼玉・長野・静岡の各県と東京都で勧誘行為を行っており、契約解除や重要事項に関する不実告知を行っていたという。クーリング・オフについて記載されていない書面の交付も行っていた。
 逮捕された「総合サービスセンター」こと木村烈は13年3月、行っていた寝具用品の販売について、書面不備や迷惑勧誘が認定され、13年3月に東京都から業務停止命令を下されていた。同容疑者は、12年3月に特商法違反で神奈川県と静岡県から業務停止命令を受けた訪販事業者「ふたば」でも勧誘に関わっていた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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