サカタのタネ第1四半期/通販の利益改善/電子媒体の活用で経費削減

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 サカタのタネの16年6―8月期(第1四半期)における通販を含む小売事業の売上高は、前年同期比10.3%減の16億6100万円だった。通販では昨年12月号で園芸情報月刊誌「園芸通信」を廃止し、電子版に切り替えている。夏場の日照不足など天候不順の影響で減収したものの、電子媒体の活用で経費削減が進み、利益面では改善しているという。通販売り上げは非公表としている。
 小売事業は通販、ホームセンター向け卸、直営店の売り上げの合計となる。通販の利益は改善したものの、小売事業全体は営業損失が1億2600万円(前年同期は5700万円の営業損失)となった。
 通販の会員制度「サカタ友の会」を前期からウェブ会員制度に移行を開始し、第1四半期中に移行が完了した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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