ペレ・グレイス/通販事業の本格参入/17年2月に「マヒナ」をリニューアル

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 ペレ・グレイス(本社東京都、佐藤知己社長)は12月1日、ヘアケア製品を商材に通信販売事業に乗り出す。このほど、通販会社「ヴィトクラス」(本社東京都)を立ち上げ、ヘアケア製品でのネット通販(EC)を展開する。ECに特化し、将来的には越境ECや、サロンなどへの卸売りなども視野に入れる。
 10月4日にヒルトン東京で開催した「秋の大感謝祭」で佐藤永次副社長が明らかにした。
 新会社は、「『美』と『暮らす』」をコンセプトに、ペレ・グレイスで販売するヘアケア製品「リリナゴールド オイルシャンプー」「トリートメント」の2製品のパッケージを変えて販売する。
 商品価格は定期購入で3800円に設定。美容に関心の高い独身の30代以上をターゲットに据える。フェイスブックを主体としたSNSで知名度を高めるほか、インフルエンサー広告を活用する。
 通販事業を加えることで経営基盤の強化を目指す。商品開発力にもつなげ、ペレ・グレイスへの相乗効果も期待している。通販での収益を会員にも還元できるよう検討しており、安定した収入源の確保につなげたい意向だ。
 17年2月には、主力のスキンケア「ペレズセラムマヒナ」をリニューアルする。同社の佐藤副社長は「メーカーと共同開発した世界初のオリジナル原料を開発した」と言う。国産素材のみで安全性を高めた。12月1日に正式発表する見通しだ。
 また、会員向けにヘアケア製品「リリナゴールド オイルシャンプー」「トリートメント」のオートシップ販売を開始。「家族で利用してもらう」(佐藤副社長)ことを目的に、通常価格よりも500円割引で購入できるようにした。初回購入者には1本プレゼントする。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月6日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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