ヤマヒサ/ペット部門を分社化/住宅部門は3割まで縮小

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 リフォーム訪販を手掛けるヤマヒサ(本社大阪府、山田博久社長)は10月1日、ペット部門を分社化した。同社はメーン事業としてリフォーム訪販を全国展開していたが、現在ではリフォームと新築の販売額を合わせても全社売り上げの3割程度にとどまるなど、同事業の売り上げが落ち込んでいた。
 同社は73年に創業し、リフォームや新築の販売を手掛けてきた。16年3月期のリフォーム事業の売上高は20億円。訪販部門の売り上げは「今ではごくわずか」(広報)で、新築購入者への点検訪問が中心になっている。
 一方でペット事業は、16年3月期の売上高が130億円になるほどまでに成長した。現在では、国内にペット用品の自社工場を持ち、「Petio(ペティオ)」ブランドでペット用食品や玩具の製造・販売を手掛けている。同部門を10月1日、新会社ペティオ(本社東京都、山田武史社長)として分社化した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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