ハーバー研究所/メーク商品を一新/アンチエイジングを訴求

　ハーバー研究所は９月２６日、アイカラーやルージュ、マスカラなどのポイントメークアイテムを一新して新発売する。１５年１０月と１６年４月にベースメークも新しくしており、今回の新発売でメーク品の刷新が完了する。コンセプトである「無添加主義」にもとづき、ポイントメークも無添加で仕上げ、ミネラルカラー（無機顔料）処方とした。美容成分を多く配合し、アンチエイジング向けアイテムとして訴求していく。
　唇や爪に使用するメークアイテムには、主力の美容オイル「スクワラン」を配合。このほか、シアバター、ホホバオイル、ヒアルロン酸など、使用するパーツに合った美容成分を配合した。
　「先行して一新したベースメークは全国の実店舗で試供してもらうよう積極的に働き掛けた。好評を得ており、ベースメークから流入する新規顧客が目立つ」（藤井章夫常務）と言う。
　同社は９９年から無添加・ミネラルカラーのメーク商品をフルラインで販売展開している。「当初は一つのアイテムで無添加・無機顔料のメーク商品を販売するブランドはあったが、フルラインは珍しかった。パイオニア的存在と自負している」（同）と話している。