JADMA/調査通販市場は6.5兆円/ネット通販拡大で5.9%増

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 公益社団法人日本通信販売協会(JADMA、事務局東京都、阿部嘉文会長)は8月25日、15年度の通販市場が前年度比5.9%増の6兆5100万円になったと発表した。インターネットモールが市場拡大のけん引役となっているとともに、アパレルなどの店舗系によるネット通販の拡大が影響したとしている。JADMAの調査によると、通販市場は17年連続して増加している。
 通販市場の売上高は、JADMA会員475社(調査時点)を対象に実施した企業実態調査の売上高を集計した結果と、各種調査から推計した有力非会員190社の売上高を加えて算出した。調査期間は7月7日~8月9日。
 市場の拡大要因としてJADMAでは、(1)楽天、アマゾン、スタートトゥデイなど、プラットフォーム系企業が市場参入・拡大をけん引(2)店舗系ネット通販、BtoB系通販の躍進(3)マーケティングツールからフルフィルメントサービスまで、周辺企業による通販支援サービスの充実ーーなどを挙げている。
 なお、商品別や媒体別データなどを網羅した「通信販売企業実態調査」は、今年11月に刊行する予定。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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