ヤクルト本社/「ヤクルト400」類が3.0%増に/連結業績は過去最高を更新

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ヤクルト本社は11月7日、14年4―9月期(中間期)連結業績を発表、乳製品と化粧品の合計売上高は前年同期と比べ横ばいだった。訪販専用商品「ヤクルト400」類が前年同期比3・0%増と伸長した。連結業績では、中国やインドネシアといったアジアでの販売が好調で、中間期では売上高、利益ともに過去最高を更新した。
 宅配チャネルは、3月にデザインをリニューアルした乳酸菌飲料「ヤクルト400」「ヤクルト 400 LT」「BF―1」を中心とした飲用体感促進型普及活動の推進に努めた。また、8月から俳優の大泉洋を起用した8年ぶりとなるヤクルトレディ(YL)のテレビCMを放送し、YLの仕事の認知を高めることで訪問販売組織の強化を務めた。
 YLによる訪販チャネルの乳製品の売り上げ数量は前年同期比1・6%減、ジュース、清涼飲料の売り上げベースでは前年同期比7%減だった。天候不順の影響によりYLの販売活動が想定通りに進まず、昨年の実績に届かなかった。YL数は前年同期比412人減の3万8487人だった。

(続きは本紙11月13日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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