ポーラ16年1―6月期/大幅な増収増益に/美白、エイジングケア商品が好調

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 ポーラの16年1―6月期(中間期)決算における売上高は、美白・エイジングケア商品が好調に推移したことなどから、前年同期比13.3%増の567億6000万円になった。営業利益は63.7%増の88億9700万円だった。
 インバウンドの影響で、美白やエイジングケア商品が好調に推移し、大幅な増収増益につながった。前年同期は15年2月に発売した「インナーロックIX」がインバウンドの売上につながっていた。当期は「BA・ホワイトショット」のスキンケア商品ほか健康食品などに購買が変化した。
 同社はインバウンドを一時的なものと冷静に判断。ブランドイメージを損なう過量販売の規制強化を継続する。16年下期は、インバウンドが売り上げに占める割合が減少するものと見込んでいる。
 同社では、販売の質の向上を目的に、販売員「ビューティーディレクター」の育成を行っている。直近で売り上げ実績のないビューティーディレクターを大幅にしぼり込み、前年同期の約15万人から5万人にまで減らした。販売員ではなく愛用者に移行するようにうながしたという。


(続きは、「日本流通産業新聞」8月4日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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