TIENS JAPAN/遺伝子検査セットを発売へ/会員限定サービスとして開始

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 TIENS JAPAN(本社東京都、深作荘一郎社長)は、ディストリビューターへのアフターサービスの一環として、将来的なリスクを知ることができる「遺伝子検査セット」の販売を8月から開始する。ディストリビューターのみが購入できるサービスで、PVおよびBVはつかないため報酬の対象にならない。検査結果を製品販売につなげる行為も厳禁とした。初年度1万個の販売を見込んでいる。
 遺伝子検査はDNA検査とも言われるもので、生活習慣病の発症リスクが把握できたり、体質の遺伝的傾向を知ることができるとされている。ただ、将来リスクは生活環境に左右されるのだという。
 しかし将来的なリスクを自分で把握することで生活習慣を見直す動機につながるメリットがある。
 同社が提供する「遺伝子検査セット」(税別5万5000円)は健康と美容に関わる遺伝子を検査。健康系で75の遺伝子を、美容系で37の遺伝子を調べる。DNA検査に参入する企業は増加傾向にあるが、「競合他社のサービスよりも詳細に検査するため、非常に精度が高い」(深作社長)。さらに、「日本の環境を加味した上で日本の臨床データをもとにリスク判定する点でも優れている」(同)と自信を示している。
 購入者は、口の中の粘膜を採取して送付するだけ。4~8週間後に検査結果および結果に基づいたアドバイスが記された書類が送られてくる。問い合わせに応えるための専用窓口も社内に設置した。
 遺伝子検査に関する知識をディストリビューターに深めてもらうため、アニメーション動画を制作し、専用サイトで公開していく方針だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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