ヤーマン16年4月期/4期ぶりに増収/売上22%増の163億円

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 ヤーマンの16年4月期の連結売上高は、前期比22.1%増の163億1000万円となり、4期ぶりに増収を達成した。自社通販を手掛ける直販部門では、費用対効果を重視しつつもインフォマーシャルや他の媒体広告に一定額の投下を継続した。家電量販店や百貨店向け卸の店舗販売では、訪日外国人によるインバウンド需要が発生した。
 営業利益は同58.8%増の10億2800万円、経常利益は同94.7%増の10億200万円、当期純利益は同89.7%増の5億9100万円となった。
 販路別の業績は、直販部門の売上高が同59.1%増の64億600万円、営業利益は同230.0%増の5億4600万円だった。
 通販会社向けの卸部門の売上高は同10.6%減の47億7000万円、営業利益は同26.0%減の13億6700万円。店舗向けの卸部門の売上高は同24.8%増の43億6400万円、営業利益は同26.0%増の13億9300万円だった。
 美容健康関連商材の市場は拡大しているものの、今期以降も競争が激化していくと予想。「ヤーマンブランド」の浸透に力を入れていくとしている。
 今期連結業績は、売上高が同4.8%増の171億100万円、営業利益が同16.8%増の12億100万円、経常利益が同17.7%増の11億7900万円、当期純利益は23.9%増の7億3300万円と見込んでいる。

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