アイスタイル/執行役員に高谷氏/新会社の代表にも就任

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 アイスタイルは6月15日、オルビスの代表取締役社長やポーラの取締役を歴任した高谷成夫氏が、5月20日付で執行役員に就任したことを明らかにした。高谷氏は7月1日付で設立する新会社の代表取締役社長に就任する予定。
 7月1日付で設立するのは「株式会社istyle makers(アイスタイル・メーカーズ)」。資本金は5000万円で、日本発のビューティーブランドおよびライフスタイルブランドの企画・開発・販売を手掛けるという。
 新会社は、日本の化粧品業界全体のプレゼンス向上につなげ、新たな市場の創造を目指す。その実現に向け、パートナー企業との協業やM&Aにも積極的に取り組み、国内のビューティーブランドおよびライフスタイルブランドを海外市場で展開する。
 高谷氏は04年4月にオルビスの代表取締役社長に就任。10年4月にはポーラ・オルビスホールディングス取締役、12年1月にはポーラの取締役などに就任してきた。今年3月31日付でポーラの取締役を退任後、去就が注目されていた。
 アイスタイルグループは、化粧品から美容全般へと事業領域を広げるとともに、世界で美容に関わる人や企業、個人事業主が活躍できるビューティープラットフォームを構築している。
 これを中長期の事業戦略と位置付けでおり、化粧品業界で豊富な知識と経験を有する谷氏を迎え入れたことで、その実現に向けた歩みを一層加速するとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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