サンクスアイ/健康食品が欠品の可能性も/工場の爆発火災の影響で

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 サンクスアイ(本社熊本県、藤原誠社長)は5月24日、グループ会社で、健康食品を製造するバイオマテックジャパン(本社北海道、工藤義昭社長)の工場で5月18日、火災が発生したためサプリメント「プロフィル」が一時的に欠品となる可能性があると発表した。今秋から年末にかけて欠品する可能性があるという。
 サプリメント「プロフィル」は15年4月に発売した健康食品で、プロテオグリカンをフィルム状に加工したもの。バイオマテック社はプロテオグリカンの製造特許を持っており、サンクスアイが14年に同社を買収し、グループ化していた。
 バイオマテック社を巡っては、13年7月にも火災が起き、従業員2人が死亡する事故が起きている。
 藤原社長は自らのフェイスブックで「工場再建に関しては、原因究明した上で特許に関係する大事な部分だけは自社で作るよう、急いで別の場所へ工場を作り、それ以外は全て外注に出すことで、年内の再生産を目指す」とコメントしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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