フォーチュンインターナショナル/グループで1万人を計画/NB企業買収と子会社の新体制で

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梶原正史社長

梶原正史社長

 健康食品などをネットワークビジネス(NB)で販売するフォーチュンインターナショナル(本社福岡県、梶原正史社長)が、年内にグループ全体の会員数を倍増となる1万人に成長させる計画を打ち出した。NB企業の買収に乗り出しているほか、新体制に移行した子会社が好調に推移している。
 同社は今年3月、子会社であるドリームカンパニー(本社福岡県、伊藤大輔社長)を吸収合併し、会員組織を約4000人に拡大した。同時に、ドリームカンパニーで販売していた商品の取り扱いを開始した。
 複数のNB企業の買収にも動いている。交渉中であるため社名は非公表だが、合わせて約1000人の会員が登録する企業だという。エナジードリンクを販売していて、商品と会員をフォーチュンインターナショナルで吸収する。報酬プランはフォーチュンインターナショナルに合わせる格好になる。
 「買収は先方の要望でもあり、計画は順調に進むと考えている」(梶原社長)と言う。買収後は、同社単体で5000人を超す組織になるという。
 会員と商品を譲渡した子会社のドリームカンパニーは、商材をウォーターサーバーに切り替え、新NBとして新規会員の獲得に乗り出している。2カ月間で、東京と大阪を中心に500人が登録した。現在は、新規会員獲得キャンペーンを推進している。
 「5000人プロジェクト」と銘打ち、9800~1万4800円(税別)の常温サーバーを購入した新規会員を10人以上9月までにリクルートすると、4泊5日のフィリピン・セブ島旅行に招待する。セブ島旅行は昨年も実施したキャンペーンで、好評だった。グランドオープンに向けて、弾みをつけたい考え。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月2日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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