サニックス中期計画/訪販事業を再建へ/業績不振で戦略見直し

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 サニックスは4月15日、19年3月期までの3年間を対象とした中期経営計画を発表した。現在の主力事業である産業用太陽光発電事業を縮小し、減収基調の訪問販売を立て直す。深刻な業績不振が続く中、人員削減や抜本的な経営戦略の見直しに取り組むことで業績回復を図る。
 16年3月期の売上高は前期比35・2%減の619億3000万円と大幅な減収となる見通し。当期純損失の予想額は38億5000万円となり、2期連続の最終赤字が確実となった。
 売上高の約64%を占める産業用太陽光発電事業が深刻な業績不振に陥っている。産業用太陽光発電事業の予想売上高は前期比44・8%減の398億7000万円。
 発電設備の売却に必要な電力会社との系統接続契約が計画通りに進んでいない上、市場環境の変化で産業用太陽光発電の需要が減退し売り上げが激減した。

(続きは「日本流通産業新聞」4月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ