健康コーポレーション/出版社を子会社化/RIZAPのノウハウを書籍化

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 健康コーポレーションは3月24日、書籍・雑誌の出版を行う日本文芸社(本社東京都、中村誠社長)を完全子会社化すると発表した。買収金額は約20億円。パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」で培ったノウハウを書籍化することも検討しているという。
 日本文芸社は生活実用書やコミック、小説など年間500万部以上を発刊している出版社。健康・美容関連分野やゴルフ分野の書籍など、健康コーポレーションの事業と親和性の高い出版物も多いという。
 健康コーポレーションはグループ各社がそれぞれの事業で培ったノウハウを書籍化することを検討している。RIZAPで培ったダイエットやボディーメークのノウハウを書籍化したり、イデアインターナショナルのノウハウを生かしインテリア関連書籍を刊行したりすることを検討している。コラボ書籍を刊行することにより、自社サービスのブランディングを強化できると考えている。
 日本文芸社の15年12月期の売上高は42億8700万円、純損失は8400万円だった。健康コーポレーションは日本文芸社の全株式をアサツーディー・ケイから取得する。株式取得やデューデリジェンスにかかった費用の総計は約20億1500万円。株式の譲受日は4月18日を予定している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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